ピンサロ嬢達とコンパ

今は昔、とある場末のピンサロに行った時の事。

小柄だが顔の大きいひんぬうの嬢に、ものは試しと

「やらせて」と言うと

「ゴム付ならいいよ」

と云うので、次回からは持参して、唯で性交を楽しんでた。

源氏名があゆなので、Aとしておこう。

或る夕暮れ。

Aにメールで呼び出され、居酒屋に行くとそこには3人の女子がいた。

50だというが、婆さんにしか見えない嬢(?)はBとする。

巨乳だが、不幸そうな顔つきのコは、Cと呼ぶことにする。

薄暗いピンサロの店内でも判るが、Aはどう転んでも美人とは呼べない顔の作りだ。

唯でやれるから指名していた。

居酒屋の明るい光の中では、古い民家の壁の漆喰のように、Aの顔から化粧が所々剥がれ落ちているのがくっきり見える。

(まるで塗り壁じゃん)

心の中で、Aを塗り壁と呼ぶことにした。

AとBが並んで座り、Cの隣の空いている席に座る。

ミニスカートから出ている生足が眩しい。20代半ばくらいか。

「指名してね」

婆さんが話しかけてきたが、当然、論外である。

適当にあいずちを打つ。

ビールで乾杯し、僕史上初の不細工女子達とのコンパが始まった。

3人とも同じ店で働く、風俗嬢&婆らしい。

店には顔見世のシステムがないので、誰に当たるかは、嬢が席に来てみないと判らない。

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